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私の計算人生 [トピックス・同窓投稿]

西高1回生 徳永 治通
 
1.高校について
 勉強が好きではない私が何故佐賀西高を選んだのか?理由は単純で自宅の隣が西高だったから。佐賀高校が三つに分かれても、その選択に迷うことはありませんでした。
 したがって、高校の3年間よりも、子供時代の遊び場としての想い出がはるかに大きいのです。
 当時の自宅は、西高敷地の南西隅にあったプール(現在は校舎)の西側、小川を挟んですぐのところでした。4歳の頃に住み始めた時は、自宅の南側はすぐ田んぼであり、田植えのころは蛙がケロケロ鳴くのを縁側から見ていたものです。

母校 校庭.jpg

校庭西側 レンガ遺構.jpg 小学生の頃は高校が休みの時は、校庭でゴム飛行機や凧揚げをするなどいい遊び場でした。校庭の南側には上水場がありましたが、現在は校舎となっているところです。ところで、当時のプールは久留米の工兵隊が造った旧いもので(プールの建設経緯を記した銅板(?)がプールの北側飛込台の横に埋め込まれていました。建設年・建設部隊名があったのですが、小学生だったので詳細は覚えていません)、当初は、高校西側の小川からポンプで水を揚げていました。昔はあの小川でも水量は豊かでした。北山ダムができたころから川の水量が減り、すでに水道水に代わっており、ポンプは使われないまま放置されていました。
*昭和3年に旧制佐賀中学校のプールとして完成。(佐中沿革より)
母校 プール.jpg

 さて、高校生活のことですが、受験勉強はしたくないと学習に励むことはなかったのですが、物理と化学だけは計算尺で簡単に計算できたので好きになったものでした。
 計算尺は、対数目盛によって掛算・割算の概数計算が足算・引算の感覚でできるものです。なお、その計算尺の付属マニュアルは旧日本軍の高射砲の発射角度計算用でした。
計算尺.jpg

このおかげで、高校も大学も何とか卒業できました。
西高一回生 卒業アルバム 見開き.jpg

2.算盤からパソコンへ
 さて、社会人になってからの計算の話です。
 1970年、会社から渡される計算道具は算盤の時代でした。算盤を使うのは主に実績表作成、当然手書きです。上司からは「縦計・横計は合っているか?」と厳しく指導されたものです。その後、ちょっと複雑な損益差異要因分析をさせられたのですが、算盤・卓上計算機(まだ数少ない貴重品)で手書きの表作成に1日がかりでした。

N5200n5200.jpg 1983年頃、NECのビジネスパソコンN5200が導入されました。 8インチフロッピーディスク(FD)を使うもので、0番にシステムFDを入れて起動し、1番にデータFDを入れて、カタカタと音を立てて動く、のんびりしたものでした。このパソコンに表計算ソフト「LANPLAN」が入っていたので、先ほどの損益差異要因分析に使ってみることにしたのですが、初めてのことで、まさしくチンプンカンプン。それでも計算式を完成させて、データ入力30分でプリンタから出力、大いに作業効率アップに成功しました。
 さて、手書きの表に代えてパソコン出力の表を提出したときの反応です。まず、「きれいで、見やすい。」と好評価。次に、「縦横が合っていない。」とクレーム、この時点では四捨五入関数がなかったためで、腹の中では「大勢に影響ない」と思いつつも、口からは「再検討します」でした。
 今では、パソコンの性能は向上し、使いやすくなっています。しかし、使い手が「パソコンで計算したので大丈夫です!といってチェックをおろそかにする傾向があり、この「パソコン過信」のために幾度苦い思いをしたことか。
 
 私は、今も農水省などの統計資料から表・グラフを作成しますが、縦横合計や二重チェックという昔の手法を利用して、間違いを減らす努力をしています。しかし、完璧は難しいものです。
 算盤、計算尺、データの手入力、手書き文書など、手を使った作業は記憶に残る量が多いような気がします。

 参考までに、総務省の「家計調査」データをグラフにしたものです。1970年代の若い時にインフレで苦労したことが想い出されるとともに、最近の家計所得の低迷がよくわかります。なお、支出が増え続けているのは「交通・通信」だけです。
1世帯あたり年平均1ヶ月の収入と支出.jpg

 さて、会社では計算で頭を使ってきましたが、現実の世の中は「縦横が合わない」ことが多々あります。計算どおりにいかないのが人生、私は自分の人生の計算を全くしていません、成り行き任せでした。これからも同じです。

愛用の電卓.jpg 最後に、1989年購入のカシオのソーラー式電卓が今も健在です。当時の会社は要員削減・経費節減の最中、出張先での計算に12桁が必要であり、10,000円出して自分で買いました。安い買い物ではありませんでしたが、29年間電池交換不要で使えば良しとすべきでしょう。


*福岡栄城会では、同窓会員の方々の投稿をお待ちしております。
投稿先 eijo.fukuoka@gmail.com





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